[MAJiRES! VOL.2]現在公開中の概要一覧(9月1日更新) このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

現時点で公開している参加者一覧はこちら。
http://majires.net/staff/#vol2writing

論考

izm谷『ニート肯定論』
齋藤桂太『椹木野衣「日本・現代・美術」に関する考察』
simeji『反芸術と反社会』
高柳裕『言説の領域』
舘山真幸『地ビール今昔物語』
哲GACKT『「表象」についての一考察 ~とっても短い「心の哲学」入門~ 』
むらちん『「家族」における「自由」』
roi『隣人としての「動物」』

創作

有森樹『トレーニング・ザ・ジョブレスタイガー』
おたろう『しまパンの科学』
霧生美晴『Kの昇天(原作・梶井基次郎「Kの昇天」)』
しまうま『明治通りにある絶望、他二編』

鼎談

[VOL.2:論考]むらちん『「家族」における「自由」』 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

概要

 人は水とパンだけで生きていけるでしょうか。古代ローマのとある詩人は「パンとサーカス」があればいいと考えていたようです。「ひぐらしのなく頃に」で古手梨花はこう述べました。「人は希望がなかったら生きていけない。」
 「サーカス」という娯楽や「希望」がなくては生きていけないとまでいわなくとも、とても貧しい人生になりそうだというのは実感としてあるでしょう。「ef―the latter tale.」で新藤千尋はこう述べました。「夢を叶えるためにはまず夢そのものがないといけないんです。」
 「希望」や「夢」を叶えるためにはそれ自体が必要なのはもちろんです。しかしそれだけでは不十分です。「夢」を叶えるための「自由」が必要だと私は思います。それはどんな「自由」でしょうか。
 また私は国学院大学や「むらちん」家といった具体的な状況で「夢」を追い求めています。抽象的な「自由」論は私にはまったく役に立ちません。「家族」における「自由」論を私は欲しています。
 この書き物のテーマは「家族」における「自由」です。といっても、ガチガチに内容が硬いものにすることは私の能力上不可能ですので、私の伝えたいことを「家族」や「自由」といったフィルターを通してお伝えしようと思っています。

プロフィール

むらちん
1988年生。東京都出身。一浪。一留がけっぷち。国学院大学法学部政治専攻3年生。ジェンダー学に出会い、3次元との対等な恋愛は難しいと断念。2次元に恋をする。想い出の美少女ゲームは「家族計画」。青葉様マジ天使。
Twitter
twitter@kmuranaka

[VOL.2:創作]しまうま『明治通りにある絶望、他二編』 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

概要

提出予定作品(物語形式の文章を3種類ほど)
タイトル一覧
『明治通りにある絶望』
『気まずいポテトサラダへの個人的復讐』
※あとひとつは未定です。

プロフィール

しまうま
しまうまは日本に住む、ある物書きの名前です。なんとなく「しまうま」と名乗ることに決めはしたのですが今となっては後に引けない状況となってしまったために改名できずにいます。高校生だったころにドストエフスキーと上遠野浩平を友人に紹介されたことをきっかけに文章にのめり込みました。それからというもの遠藤周作を読み漁り、サンテグジュペリの思想を受け継ぎ、サリンジャーに憧れて、宮本輝に崇拝し、村上春樹の真似をして、ガルシアマルケスに圧倒され、ボビーグリーンを追い求め、樋口一葉に感服し、吉田篤弘を師と仰ぐ、そんな、どこにでもいそうな物書きのひとりです。
website
http://homepage3.nifty.com/niwakatari/index.html
Twitter
twitter@shimauma2828
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[VOL.2:論考]roi『隣人としての「動物」』 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

概要

 我々人間は生得的に「生きる権利」を持っていることになっています。それに対して多くの人は、人間以外の動物には人間同様の権利は認められないと考えているのではないでしょうか。私はこうした動物への差別を根拠の不確かなものであるように感じています。動物を差別する理由として一般的に挙げられるのは根本的な優位性や種族差などですが、19世紀アメリカでは有色人種がそのような理由から平然と差別を受けていたことを考えるとこれらも差別を肯定する理由としては十分ではありません。また、捕鯨騒動や霊長類の保護運動などから見て取れるように、より人間に近い種族を優位であると捉えて積極的に保護する姿勢にも私は疑問を感じています。
 私は本稿を通して、前述のような個人的に動物に対して抱いている感情を文章にすることが第一目標です。そして、動物倫理の所論や日本の動物法などを参照しながらできる限り多極的に動物との関係のあり方を論じられれば、と考えています。その過程を通して皆さんに隣人として在る動物との関係を見直して頂ければそれ以上にありがたいことはありません。

プロフィール

roi
1991年生。宮城県出身。埼玉大学教養学部1年。高校時代に志望を転々としながら受験直前に文型に転向し突貫工事さながらの入試を経て現在に至りました。人文科学全般に興味があり浮気も絶えませんが、今は動物倫理が一番の興味対象です。
Twitter
twitter@roi3331
ニコニコミュニティ

[VOL.2:論考]齋藤桂太『椹木野衣「日本・現代・美術」に関する考察』 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

概要

 椹木野衣さんの「日本・現代・美術」をフランス現代思想からドゥルーズ・ガタリ「アンチオイディプス」「千のプラトー」ボードリヤール「消費社会の神話と構造」「シミュラークルとシミュレーション」を利用して解題します。その際に政治思想からサンデル「これから正義の話をしよう」マンガ評論から伊藤剛「テズカ・イズ・デッド」日本現代思想から佐々木敦「ニッポンの思想」東浩紀「動物化するポストモダン」を援用しようと画策しておりますが、あまりに広範になってしまう可能性があるので自重するかもしれません。

 さらに戦後美術史の中で西洋画としてほとんど唯一世界に通用した「もの派」とアメリカ現代美術を席巻した「ミニマリズム」の関連性から、その後の世界的動向である「ランドアート」の文脈がどのように日本で受容されたのかを研究します。また手塚治虫をスタートラインとして発展してきた「動く」マンガ・アニメという史観に対して「動かない」ことを志向した潮流の理論的支柱の必要性について考えます。これらを含めて椹木野衣「日本・現代・美術」に収斂させたいと思います。しかしやはり広範過ぎて心が折れる可能性があるので、その場合は上記の内容から一部分を抜粋したいと思います。

プロフィール

齋藤桂太
1987年生。高卒ニート。宮台真司ゼミ所属。専攻は現代思想、現代美術。渋谷駅徒歩15分の場所に一軒家を借りてフリースペースとして主にパーティーなどをやっております。ご興味ご関心のある方はご連絡ください。またそれに関するエッセイと評論の中間のような文章をフリーペーパー「NEWTRAL」に掲載していただきました。http://newtral.info/
Website
http://shibuhouse.com/
Twitter
twitter@psydem

[VOL.2:論考]izm谷『ニート肯定論』 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

概要

「お前、『働く』ってどういうことか考えたことあんの?なんで『就活』してんの?それで楽しい?大学って4年制じゃないの?楽しく生きたくないの?」っていう怒りをプラスマイナス2歳くらいの人達に向けて言うつもりです。あまり社会・労働論とか大風呂敷を広げると能力超えてしまうので、自分の立場から地に足の着く程度に背伸びしていきたいと思います。

プロフィール

izm谷
1989年生。北海道札幌市在住。大学二年。法学部。夜間主。政治とか倫理とか社会学とかをやっていけたら幸せですよね。将来の夢は30代の未亡人の家で書生として生活すること。
Twitter
twitter@Takuma_zumi

[VOL.2:創作]おたろう『しまパンの科学』 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

概要

 縞パンについての考察を書きます。二次元における縞パンキャラ愛でる愛好者が多数いますが、我々はなぜ縞パンに萌えるのか。柄パンやプリントパンツ、純白パンツなど数え切れぬパンツの中でどうしてここまで縞パンが魅力的にうつるのかを「図解やイラスト」を用いて考察します。一応単なるこじ付けにならないレベルでその魅力を科学するつもりです。たぶんメインは「図解やイラスト」になります。画面の半分はパンチラでうめるつもりです。

VOL.1 表紙

プロフィール

おたろう
1984年生。沖縄県出身。アニメーター。専門はアニメ業界話、コンテンツビジネス 沖縄の政治問題、落書き。Vol.1では表紙イラストを担当しましたが、今回は紙面への寄稿を行います。前回に引き続き、Vol.2でも文章中心の構成になりそうですので、僕はそちらのベクトルではなくバラエティー的なものを担当します。
website
http://www.h7.dion.ne.jp/~otamax/
ニコニコ大百科
おたろう(生放送主)とは (オタロウとは)
ニコニコミュニティ

9月12日阿佐ヶ谷ロフトA『電子書籍時代の同人誌~文フリ評論系の場合~』に出演します。 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

羽田です。

この度9月12日に阿佐ヶ谷ロフトAで行われるイベント、『模索舎presents アラザル×未来回路共同企画「電子書籍時代の同人誌~文フリ評論系の場合~」』の第二部、『同人誌のコミュニティとアイデンティティ』に出演させて頂けることになりました。

イベントの詳細に関しては上記のリンクからご確認頂ければ幸いです。当日は僕以外にも出版業界や文学フリマで活躍されている方が多数出演されます。非常に刺激的なイベントになると思いますので当日ぜひお越しください。よろしくお願い致します。

[VOL.2:論考]高柳裕『言説の領域』 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

概要

 ひとは思ったことを言えはしない。「言う」ことによってひとに「こう思っている」と理解(誤解)されるだけだ。言うことと思ったこと、言い換えれば言語表現と体験はつながっているのだろうか。そうではない、と僕は考える。言語化されたもののみが体験たりうる。逆はありえない。生はおのれそのものを伝えるすべをもたない。だから言語がある。言葉は生きものであり、それ固有の生を生きる。それゆえ、本稿は象徴的な生と唯物論的な生のふたつの方向をめざす。

参考文献

ミハイル・バフチン,桑野隆訳『マルクス主義と言語哲学 言語学における社会学的方法の基本的問題〔改訳版〕』未来社,1989,p.130

泉和良『エレGY』講談社BOX,2008,p.309

M・バフチン,望月哲男+鈴木淳一訳『ドストエフスキーの詩学』ちくま学芸文庫,1995,p.490

M・バフチン『マルクス主義と言語哲学』p.129

ジャック・ラカン,宮本忠雄+竹内迪也+高橋徹+佐々木孝次訳『エクリ Ⅰ』「日本の読者に寄せて」弘文堂,1972,p.Ⅲ

『カフカ小説全集6』池内紀訳,白水社,2002,p.342
同上,p.222

ルネ・ジラール,織田年和訳『地下室の批評家』白水社,1984,p.77

R・ジラール,古田幸男訳,『欲望の現象学 ロマンティークの虚偽とロマネスクの真実』叢書・ウニベルシタス29,1971,p.p.289-290

夢野久作『ドグラ・マグラ』上巻,角川文庫,1976,p.185

プロフィール

高柳裕
1980年生。千葉県出身。千葉県立東葛飾高等学校中退。ニコニコ生放送では「ぽりーぬ」と名乗っています。
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twitter@rurera78
ニコニコミュニティ

[VOL2:創作]有森樹『トレーニング・ザ・ジョブレスタイガー』 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリのはてなブックマーク数

概要

 格差社会だとか百年に一度の不況だとか言うけど、正直自分の身に降りかかってくるまでは全く意識したことはなかったね。実質倒産という会社の現状を知るまでは。かくして俺はいきなり無職になっちまったわけ。

 幸い貯金もあったんで、当座の生活には困らないんだが、手に職ぐらい付けないとヤバイくらいの危機感はあった。で、金貰いにハローワーク行ったらさ、プログラミングとかデザインとかロハで学べるとかいうじゃない。それで職業訓練プログラムってやつに申し込んだ、これが全てのはじまり。つうかさ、一言でいうとヒドイなんだけど。

 来ている連中は何らか不満があって仕事を辞めた(辞めさせられた)やつばかり。だから無能なのかというと、そうではなく局所的に優秀。要するに個性的過ぎて会社が持て余す類。さらにこいつらがとんでもない酒飲みで。世間では手の付けられない酔っぱらいを「トラ」と言うが、これは常識人を気取る俺とトラ達との邂逅の記録だ。

プロフィール

有森樹
神奈川県在住。演劇プロデューサを志し学生演劇に与するが、早々に離脱し広告業界を迷走する、現Webプランナー。いや、もうなにやってんだか正直わけわからない。企画屋としての立場が長かったせいか、裏方に徹することを志向するものの、様々な事情で常に現場で立たざるを得なくなってます。常に現場が戦場です。今回はジョブチェンジに伴う経験に基づき、その知られざる実情をキャラ立てして書いてみようと思いました。まあ、書ききれるかどうかは挑戦」ということで。
Twitter
twitter@alimori3